ストレスを感じただけで

ピロリ菌の除菌治療と薬の耐性菌について

以前から、ほんの少しのストレスを感じただけで胃がキリキリ痛んでいたのですが、これは自分の性格上仕方のないことなのだと思い込んでいました。
誰でもストレスがかかると体調になんらかの不具合が出るのは自然なことで、自分の場合は、胃に来るタイプなのだと勝手に思い込んでいました。

 

ところがその考え方には多少誤解があることが分かりました。
確かに体質的に胃が痛くなりやすいのですが、それは胃の中にピロリ菌がいるからであって、
それを除菌すれば、多少のストレスを感じても胃痛をかなりの確率で和らげることが出来るのだということを知ったのです。

 

本当にそんなことが出来るのだろうか?と半信半疑ではありましたが、自分の胃の中にピロリ菌がいることは分かっていたので、
まずは、除菌のために診察を受けることにしました。

 

胃カメラ検査をすると確かに萎縮性胃炎があり、これはピロリ菌が原因である可能性が高いと先生から説明を受けました。

 

除菌をすればこの胃炎が治ったり、あるいは完治しなくても進行を抑えることが出来て、胃癌予防にも一役買ってくれるとのこと、
これは除菌するしかないと思いました。

 

ところが一次除菌で処方された抗生剤クラリス錠200mgについては、「私に効くかなぁ」と不安でした。というのも、
何か病気になって抗生剤が必要になると、いつも内科でクラリス錠を処方されていたからです。

 

それを真面目に処方された分量を飲みきってしまえばよかったのですが、うっかり飲み忘れたり、
「治った」と思って服用をやめてしまったり・・・結構、勝手なことをしていたので、耐性菌が出来てしまっているのではないか?と思いました。

 

案の定、クラリスでの一次除菌は効果がなく、二次除菌で使用したメトロニダゾールで除菌に成功しました。
その後、胃痛は殆ど起きなくなりましたが、クラリスの服用に関しては、猛省しました。いざという時に薬が効かないというのは困ります。

 

やはり医師の処方どおりに飲んでこそ薬としての効力を発揮するのだと痛感しました。

私が勤務する営業所で一番売る人は、70歳を超えている。全社的にも売り上げ上位者に入り、毎年京都表彰に入賞する。
チーフと呼ばれている。凄い精力的な人で毎日8時ぐらいに出勤して帰るのは21時、本当によく働く。

 

買い物が好きで、前向きな人であるから自分で扱う着物、宝石の良いものをバンバンと惜しげもなく買う。
本人に言わせると月賦を払うために働いているということになる。

 

新しい商品を見るとすぐ目を輝かせて、止めといたらと言ってもすぐ買ってしまう。前向きで明るいので客が付く。
自分で買うぐらいだから商品への思いれも強くて、説得力がありどんどん売る。

 

うまいものにも目が無くてお昼も毎回しっかり食べる。チーフは食事の後何やらバックから取り出してそれを水で飲む。
薬や、サプリメントの類らしいがその量が凄まじい。山のようである。何の薬と聞くと答えるのが面倒くさいのかわからいという。

 

沢山ありすぎてわからくなったと。医者が飲めというから飲んでいると。
よく本人が分からないまま飲んでいるらしい。

 

中には業者に勧められた健康補助食品、びっくりするほど高いものも飲んでいるようだ。
薬やら何やらお腹の中で喧嘩しなければよいがと心配する。本人は大丈夫、ずーと飲んでいるが何ともないと。

 

牛乳瓶のそこのような眼を虚ろにしているのを見ると、働き過ぎでないかとか、薬やらなにやらの副作用ではないかと気になってくる。
あまり気にかけているとあんたこそこれ飲んだ方がいいんだと、バカ高い健康補助食品を勧められるので危ない。

 

よくお客様のところでも着物や宝石の本業を忘れて、健康の話などになると、憑かれたようにその健康食品を褒めて勧める。
そうなると軌道修正がきかず本業に戻すまで大変である。余程、気に入っているらしい。

 

勧める時も本人が良いものと思っているので、親切で勧めている、相手のために勧めているということなので本当に熱が入る。
薬ではっきり理解しているのは血圧の薬と、コレステロールの薬だという。

 

でも自分が病気もせず元気なのはこの補助食品のおかげだと言ってチーフは疑わない。

病歴記録のない初めて行く病院で診察を受けるとき、キーポイントになるのはいかにして自分の体の状態をその病院の医師に伝えるか?ということです。

 

初診で外来の診察を受けるとき、医療機関では必ず問診表を渡して患者に記入をしてもらいます。
なぜそのようなことをするのかと言えば、それは患者が今までにどんな病気をしてきたのか?などの病歴を少しでも多く知るためです。

 

その質問には、今までにしてきた大病の病歴だったり、酒量や喫煙など生活習慣に関することだったり、各種アレルギーや薬に対する副作用だったりなどです。
これらを問診表の質問によって把握しておくのとしておかないのとでは、医師の治療方針に大きな違いが表れますから、
その患者に対する情報はとても重要なのです。

 

人の体というのはそれぞれ個体差があり、持っているアレルギーや体質なども千差万別です。
まったく同じ体を持つ人などこの世には存在していませんから、その人に合った治療をしていかなければベストな治療をすることはできないのです。

 

そして、そのためには兎にも角にも患者の詳しい情報がどうしても必要になってきます。
ですから、外来の初診で問診表を渡されたとき「面倒くさいな」と思って適当に書くのではなく、
きちんと思い出して正確に記入することが、結果的には自分の健康を守ることにつながっていくのです。

 

ですので、それを考えれば治療に関係しそうな大病はいつ患ったのかをかなり正確に記入する必要がありますし、
1度でも発症したアレルギー反応は、アナフィラィーショックのことを考えれば命に関わりますので絶対医師に伝えなければならないことです。

 

その他薬の副作用についても非常に重要な情報になりますから大事ですし、
患者は自分自身の体がどういう体なのかということを、きちんと医師に伝える義務があります。

 

その義務を果たしてこそ健康を主張できますので、私も自分の体をしっかりと把握して医師に伝えていきたいです。

病気やケガをして病院を訪れたとき、医師や看護師から難しい医療用語を言われてチンプンカンプンになってしまったという経験が、
多かれ少なかれ誰にでもあるはずです。
普段から医師や看護師が利用している医療用語は、医師や看護師にとっては当たり前の言葉です。

 

しかし、患者からすればその言葉を初めて聞いたりすることが多く、その言葉がわからずに混乱してしまうことがあります。

 

ただ、それをイチイチ質問するのも憚られますし、結局は何となく理解した気になって治療を終えたりすることがとても多いです。

 

自分の体のことなのに自分の状態がよく理解できていないということはとても不安感が募ることですから、
できれば医師や看護師には難しい医療用語は使わずに説明をして欲しいです。

 

人が健康を考えるときには、そうして医師や看護師などの医療従事者と密なコミュニケーションを取れるかどうかが非常に大事です。
また、これは薬局で薬剤師とコミュニケーションを取るということにも通じてきます。

 

治療にしろ薬の処方にしろ、大事なのは自分が理解するということで、それができないままになってしまうのは患者としてかなり不本意な形なのです。
医師や看護師には病気のことについての説明責任がありますから、その責任を果たすべく努力をして欲しいです。

 

ただ、患者が自分だけでないことを考慮すれば、説明のために十分な時間を取れないことは事実で、
その部分の解決には医師や看護師個人の努力だけではなく、病院全体が取り組んでいかなければならないことです。

 

そして、それは先ほどと同じように薬局や薬剤師にも言えることです。

 

そうして、医師や看護師からしっかりと病気の説明を受けて患者が納得すれば、そこに信頼関係が生まれやすくなりますし、
その結果治療が成功しやすくなるのは疑いようのないことです。

 

ですので、医師や看護師や薬剤師などの医療従事者はしっかりと病気の説明責任を果たし、患者の健康を守って欲しいです。

現代社会において心の健康はマスメディアから取り上げられる機会が飛躍的に増え、社会的な関心が高まっているといえます。
また昔に比べて人口の多い地域では精神科や心療内科、カウンセリングルームなどのサービスも劇的に増えています。

 

さて心の健康とはそもそも何なのでしょうか。
うつ病などの説明において、心も体と同じように調子を患うものという考え方は一般的に受け入れられるようになってきましたが、
体の問題とは違って器質的な変化が見られないことで、どこからが心の不調なのかを見分けることはそう簡単ではありません。

 

また心の不調それ自体が、防衛的な機能を持っている場合も十分にありえます。

 

例えば、うつ病と診断されるような強い倦怠感や落ち込みといった症状が肉体的な活動にストップをかけることによって、
結果的に更なるストレスや自尊心の傷つきから自分を守るといった作用を持っている場合もあります。

 

このような場合、その症状を取り除いたところで元々の根本的な問題が解決されていなければ、
また同じかあるいはもっと悪い状況になってしまうことも考えられます。
このように心の健康と不健康は非常に曖昧な線引のもとでなされているものでありますが、単純に切り分けられる観点もあります。

 

それはその症状や状態によってこれまでの社会適応が著しく損なわれているかどうかという観点です。
もし症状や状態はそれほどひどくなかったとしても、社会適応に影響が起きている場合は何らかの対応が必要となります。

 

というのも人間は社会的な生き物でありますので、そこで機能できなくなるということは、更なる悪循環を招きかねないからです。
そのため、このような状況になった場合は速やかに医療機関など専門機関を受診する必要があるかもしれません。

 

またそこで投薬を提案された場合、
その補助を受けながらこれまでの日常生活を続けることができるよう無理しない範囲で活動していくことが望ましいかもしれません。

 

こうしてサポートを受けながら日々を重ねていくことは自分を強めることにもなりますし、
問題解決の機会が訪れる時間稼ぎとなることにも繋がるかもしれません。

 

敷居が高いと感じられがちな専門的サポートですが、必要性を感じた時には気軽に受診することが良いかもしれません。